親御様のためのご相談
「子どもに結婚する気があるのか心配」と相談にきた親御さんが口をそろえます。未婚・晩婚化が進み、中でも女性25歳〜29歳、男性30歳〜34歳の未婚率が急上昇。若い人は、ほんとうに結婚したくないのでしょうか?
独身にとどまっている理由
独身者の約90%が結婚を希望している一方で、独身にとどまっている理由としては、「必要性を感じない」、「自由で気楽な生活が捨てがたい」ということより、『適当な相手に巡り合わない』との理由が多いようです。
ですので、「出会い」のチャンスを数多く提供することこそが、この問題を解決へと導くのであると、私どもはいつも親御様にご説明しています。そして次回お越しのさいは、ご本人に直接お話をさせていただくために、娘(息子)さんをお連れ下さるようお願いしています。
- 結婚するにはまだ若すぎるから
- 結婚する必要性を感じない
- 今は、仕事に打ち込みたい
- 今は、趣味や娯楽を楽しみたい
- 独身の自由や気楽さを失いたくない
- 適当な相手にまだ巡り会わないから
- 異性とうまく付き合えないから
- 結婚資金が足りないから
- 住居のめどがたたないから
- 親が同意しない(だろう)から
- 現在の交際相手ともうすぐ結婚する予定
資料:未婚者アンケート調査 独身にとどまっている理由
未婚化・晩婚化をめぐる現状
未婚化・晩婚化について、既存の調査結果に加えてアンケート調査に基づき分析をおこなった結果、結婚する意志がありながら未婚でいる要因として次のことがあげられます。
- 1. 結婚して家庭を築きたいと思える相手と、出会う機会が減少している
- 2. 適齢期意識が薄らいでいる
- 3. 結婚や家庭生活に対する「男女間の価値観の相違」が、最終的に結婚を決意するさいの障害となっている可能性がある
- 4. 親戚や地域住民、職場の上司の紹介による見合いなど、従来の結婚を目的とするマッチングの機会が減少傾向にある
- 5. 結婚して家庭を築くうえでの「コミュニケーション能力の欠如」と「雇用・労働環境の変化」が指摘される
資料:未婚者アンケート調査 独身にとどまっている理由
親の思い
年老いたご両親が、40歳近いお子さんの結婚相談で来所されることがしばしばあります。
「あちこちの方に結婚相手を探してもらっているのですが、なかなか見つからないのでこちらに来てみました。本人は結婚する気があるのやら……」
親は、いずれ子どもより先に亡くなります。自分の子供が結婚して孫でもいたならば、心残りもなくなるのでしょうが、杖をつき、白髪を乱し、痛い足をさすりながらのご相談はこちらの方が辛くなります。
自身の老後を考えるのは当たり前ですが、老親が死ぬまでわが子の老後や生活を心配し続けるのは、哀れでなりません。 私どもが手を差し伸べたいのはやまやまですが、最終的に決断するのは、ご本人なのです。その時がくるまで、ご両親の心労は計り知れません。
